先発医薬品(オリジナル)とジェネリックって、成分は同じと言われていますが・・・
こんにちは!
ジェネリック薬品
私は好きではありません。
というのも
オリジナルとジェネリックは主成分は同じですが
防腐剤や添加物などが違います。
なので
効き目も安全性も全く同じではないんですよね。
たとえば
当院で使っている麻酔薬はオリジナルでよく効くんですが
ジェネリックは効きにくいです。
研修医の頃に実際そう感じて
成分は同じはずなのになぜ効き目が違うのか?ということで
いろんな先生に聞いてみたんですが
やはり主成分以外の成分の影響じゃないかという結論に到りました。
ジェネリックは安い=成分的に劣る
という可能性があるんじゃないかと。
製造方法も全く同じではないでしょうし。
単純に
研究開発費がないから安い、とされていますが
それを盲目的に信じてしまうのはどうかな?と思います。
そんなわけで
私はオリジナルの薬しか使っていなかったんですが
去年あたりから
「保険で出す薬は、ジェネリック薬品があれば原則ジェネリックを出しなさい」
となってしまったんですよね・・・
すべての薬にジェネリックがあるわけではないんですが
当院で扱っている薬の一部もジェネリックに変更するしかなくなりました。
これ
医療費削減の一貫ということなんですが
医科で出さなくてもいい薬を出しまくって
財源を圧迫しているのが大きな原因ですね。
患者さんのおくすり手帳見ると
は?薬出し過ぎやん!ってことも少なくないです。
30日分の薬を10種類ぐらい処方されていることもあるので
もはやサブスクみたいにしてるんじゃないかな?
おかげで
オリジナルの薬を出すには
患者さんの強い希望があったり
ジェネリックの在庫がなくて仕方なくだったりなど
条件が厳しくなっています。
あ
自費治療の場合は保険がどうのこうの関係ないので
今まで通りオリジナルの薬を処方してますよ。
というわけで
ジェネリックは嫌だ、という場合は
少し支払いは高くなりますが(数十円~数百円です)
言っていただければオリジナルを処方します。
あまり多いと釘刺されますけど・・・笑
んー
日本は大丈夫なんだろうか・・・
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あきづき歯科クリニック 院長 秋築