「ドライソケット」は患者さんに気をつけてもらうしかありません。
こんにちは!
抜歯した後にNGなこと
いくつかありますが
気をつけないと
血が止まりにくくなったり
傷の治りが遅くなったりします。
その中でも1番問題なのが
「ドライソケット」という状態になってしまうことです。
これは
抜いた穴にできるはずの「血餅」(かさぶた)がうまくできず
骨が剥き出しになって痛みが続く状態です。
原因としては
①強いうがいをする、うがいのしすぎ
②気にして触ってしまう
③傷が落ち着く前にストローで飲み物を飲んでしまう
④多量の喫煙
皮膚でたとえると
擦り傷ができたとき
かさぶたができて治りますよね。
かさぶたが剥がれるとなかなか治らないのは分かるかと思います。
それと同じです。
そっとしておけば治るので
刺激を与えるのはNGなんです。
治療がうまくいかなかった、というわけではないので
ゴッドハンドと言われる先生が治療してもなり得ます。
なので
抜歯後に痛みが続く場合はドライソケットの可能性が高いので
歯医者で抜いた穴に薬を入れてもらって
飲み薬を飲んでおけば
1週間ぐらいで落ち着いてきます。
というわけで
抜歯に限らず外科処置の後は
どんなに気になったとしても
とにかく触らずそっとしておくことが大事なんです。
807-0075 北九州市八幡西区下上津役3-6-1 ハーモナイズ361-1階
あきづき歯科クリニック 院長 秋築

