「えー、歯石とりに行くのメンドクサイなぁ」はヤバイです。
こんにちは!
歯周病って
治るものではありません。
そもそも
歯周病を大きく分けると
・歯肉炎
・歯周炎
この2つになります。
歯肉炎は歯ぐきに限局した炎症
歯周炎は歯を支えている歯槽骨まで炎症が波及している
ということですが
分かりやすくいうと
歯肉炎は歯石を除去すれば改善する
歯周炎は歯石を除去しても改善しない
という状態です。
歯石はどんなに歯みがきを上手にしても付きますし
歯みがきでは取れないので
誰もがほぼ確実に歯肉炎になります。
なので
歯医者で定期的に取る必要があるんですよね。
つまり
歯石除去の目的は
歯周炎まで進行しないようにする、ということになります。
すでに歯周炎の状態であれば
それ以上進行しないようにすることが目的です。
再生療法もありますが
これはピンポイントの深い歯周ポケットに対する治療なので
全体的に歯周病が進行していればできないんです。
歯周病が進行して全体がグラグラしている状態になってしまったら・・・
抜歯になる確率がとても高くなります。
「調子は悪くないから歯医者に行かない」
これがかなりマズイので
半年に1回は歯医者で歯石とり(歯周病治療)をしましょう。
もちろんご自身での歯みがきもとても大事です。
807-0075 北九州市八幡西区下上津役3-6-1 ハーモナイズ361-1階
あきづき歯科クリニック 院長 秋築