「インプラントをしてよかった」という患者さんがほとんどですが、そうではないことも・・・
こんにちは!
インプラントは外科処置なので
治療を受けたことない人からすると未知の体験なので
躊躇われる患者さんもいらっしゃいます。
で、その後
一大決心して治療を受けられた後は
「思い切ってインプラントやってよかった」という患者さんがほとんどです。※当院の場合
特に入れ歯とは全然違いますからね。
よく咬めるし
つけたり外したりしなくていいし
維持するために歯みがきを頑張るようになるし
メリットはとても大きいです。
ただ
インプラントを入れて微妙な顔をされることも0ではありません。
それがインプラントオーバーデンチャー
治療を希望される患者さんにはしつこいぐらい説明しますが
これは入れ歯です。
仕組みが違うだけで
物としては入れ歯なんです。
通常の入れ歯と違うのが
・他の歯に負担がかかりにくい
・歯ぐきへの圧迫が緩和されるので痛みが出にくい
・安定するので外れにくい(完全に固定しているわけではないので多少動く)
・上顎を覆っている部分をくり抜くことができるので違和感が少ない
つまり
通常の入れ歯を使えてはいるけど
より安定させたいとか
違和感を減らしたいという場合は満足度は高いです。
が
今まで入れ歯を使ったことがない方であれば
「こんなもんか」となることも。
入れ歯がどういうものか知らない状態からスタートすると
そう感じるのも仕方ないですからね。
それに
インプラントは骨と強固に結合していますが
入れ歯とはパッキンのようなもので固定されています。
そのため
パッキンが劣化すると交換が必要になるため
咬む力が強い人であれば1~2ヶ月で緩くなってくることもあります。
インプラントオーバーデンチャーの患者さんは
基本的に3ヶ月に1回のメンテナンスに来ていただいていますが
10%ぐらいは毎回そのパッキンの交換が必要になっています。
これも面倒だと感じられる理由になります。
将来ご自身での口腔ケアが難しくなった場合は
介護者も清掃しやすいオーバーデンチャーが推奨されますが
んー
やはり
固定式のブリッジにしておいて
将来的にオーバーデンチャーに変更することが理想ですが
最初の費用がかかるのがネックです。
劣化しにくいパッキンが開発されることを期待しますが
そうなると発注が減ってメーカーが儲からなくなるので
難しいかなぁ?
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あきづき歯科クリニック 院長 秋築