「神経を取りましょう」→「差し歯を入れましょう」　この治療回数は？

こんにちは！

根管治療から差し歯までの治療回数

気になる人も多いかと思います。

保険内で正しく治療をすれば

1回目：根管内（歯の根っこ）の清掃、貼薬

2回目：根管充填

3回目：土台を立てる、型どり

4回目：差し歯を入れる

こんな感じで4回で終わります。

メタルコアを入れる医院であれば

3回目が土台の型どりとなって1回追加となるので

合計5回かかります。

つまり

根管治療自体は保険でも2回で終わるはずです。

が

残念ながら現実はそうではないんですよね。

1回目の根管内の清掃がなかなか終わらない、っていう。

で

数ヶ月経っても終わらず

転院先がたまたま正しく治療してくれる歯医者だったら

2回目には根管治療が終わって拍子抜けする、ということも多いです。

根管治療が終わらない理由としてはいくつかありますが

・治療中に唾液が根管内に入っている

・必要な器具を使っていない

・清掃時に使う薬剤が違う

・仮の蓋の選択が間違っている

患者さんが確認できることではないですし

テキトーに治療してもたまたま上手くいくこともあるので

根管治療が正しくされているかどうか

判断するのはとても難しいです。

んー

これは歯科医師側としても難しい問題なんですよね・・・

 

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あきづき歯科クリニック　　　院長　秋築