「ブリッジは保険でできるし、入れ歯にしなくていいし、1番いいんじゃない？」←ちょっと待って！

こんにちは！

インプラントにするかブリッジにするか悩んでいる

そんな患者さんもいらっしゃいます。

このような場合

方針を決めてからじゃないと

絶対に治療に入るべきではないです。

というのも

ブリッジにするのであれば

両側の歯を大きく削らないといけないため

手をつけるともう取り返しがつかないんですよね。

削った歯は元には戻らないので。

インプラントであれば

両側の歯を削ることはなく

「やっぱりブリッジにしたい」となっても

ブリッジにすることができます。

入れたインプラント本体分の費用はかかりますけどね。

なので

「とりあえずブリッジで」というのはないんです。

この「とりあえず」が歯にとっては致命的になるわけで。

当院でも1回だけありましたが

「今回はブリッジにしてください」となって

ブリッジを入れたところ

「これでは見た目がよくないからインプラントにしたい」

と。

もうすでに両側の歯を削ってしまった後なので

インプラント自体はできるんですが

削った朗側の歯は元に戻りません。

この状態から見た目を改善するためには

インプラント＋両側セラミックか

セラミックブリッジを入れる必要があります。

これはもったいないです。

初手でインプラントにしていれば

インプラント1本だけの治療で済んでいたことになりますから。

どちらにするか悩んでいるのであれば

始めからインプラントにするべきです。

特に前歯なら

保険でブリッジをするぐらいなら

とりあえず仮歯を両側の歯ちセメントで固定して

費用ができたらインプラントをする、とした方が

絶対後悔しないと思います。

保険のブリッジではなく自費のブリッジでもいいんですが

費用はかかる・ブリッジの支えになる歯に大きな負担がかかるので

基本的にはインプラントが推奨されます。（もちろんブリッジにするべきケースもあります）

「削ったら元には戻らない」

これはとても大事なことなので

念頭に入れておきましょう。

 

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あきづき歯科クリニック　　　院長　秋築