どうしても入れ歯が使えない・使わない場合は、どうなるのか?
こんにちは!
前回に続いて入れ歯の話を。
入れ歯を使わなくなる原因としては
①痛い
②違和感がある(嘔吐反射が出るなども含む)
③面倒くさい(小さい入れ歯)
④入れなくても噛める(これも小さい入れ歯)
⑤入れ歯を入れたり出したりすることが恥ずかしい(若年者に多い)
⑥金具が金属で目立つのが嫌
⑦しゃべりにくい
主にこんな感じです。
①は調整するとか作り直すとか
痛みだけの問題であれば
解決できる可能性はあります。
②⑦については
小さめの部分入れ歯ならある程度まで調整できますが
大きめの部分入れ歯や総入れ歯だと
どうしても形が大きくなります。
費用はかかりますが
保険外の入れ歯で薄くするとか
インプラントを入れれば
違和感やしゃべりにくさは少なくなります。
③④⑤⑥はメンタル的なところになるので
これがなかなか難しい・・・
使わなくてもしばらく支障はないかもしれませんが
数年経つとだんだん歯並びが崩れてきて
後でえらいことになる可能性があります。
見た目や面倒臭さが問題であれば
インプラントを入れるのが理想なんですが(⑥は保険外の入れ歯で解決するかも)
やはり費用の問題が。
それで入れ歯を使わなくなって数年後
いろいろ問題が出てきて「なんとかできませんか?」と
来院されることもありますが
インプラントは費用の問題でできない
ブリッジは欠損部が連続していてできない
という場合にできることは
現在の歯科技術では「入れ歯のみ」なんです。(ごく限られた例外はありますが割愛します)
んー
こういうケースって
どうすることもできないのが悩ましいんですよね・・・
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あきづき歯科クリニック 院長 秋築