保険でもデジタル化は必須だと思います。
こんにちは!
入れた銀歯がすぐ外れた
ごく稀にあります。
原因としては
・セメントの性能不足
・残っている歯がものすごく薄い
・銀歯自体の精度不足
セメントについては
性能がいいものを使えばいいだけなんですが
保険だととにかく安いセメントを、という歯医者もあるでしょう。
これは仕方ないです。
次に
残っている歯が薄いのであれば
歯ぐきのラインを意図的に下げたり
噛みあっている反対側の歯を削ったり
調整する必要があります。
これを適切にできる歯医者は限られますが。
で
問題なのが銀歯自体がそもそも合っていない
原因としては
模型の変形・破損や技工士のミスなど
ヒューマンエラーですね。
手作りなのでエラーはあり得ますし
保険は薄利多売するしかないので
当然精度は低くなります。
これを防ぐには
口腔内スキャナーで型をとる→機械が削る
ただ
保険でスキャナーを使えるのが
部分的に詰める白い詰め物だけなんですよね。
厚労省は
「様子を見ながら段階的に適用範囲を拡げる予定」と言ってますが
まぁ
スキャナー高いから買いたくない、やり方覚えるの面倒くさい
というお偉いさん歯医者が渋っているんでしょう。笑
普及率は10%程度らしいですから。
というわけで
スキャナーで作った技工物がすぐ取れたってことは今のところないので
次の改定での適用範囲の拡大を期待します。
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あきづき歯科クリニック 院長 秋築